私は長年、医療現場において、睡眠に悩まれる多くの方々と向き合ってきました。 毎晩ぐっすり眠り、
翌朝すっきりと起床し、一日を健やかに過ごす。
現代社会においては、こんな当たり前のリズムを守ることがあまりに難しくなっていると感じます。
自分自身で睡眠を守るという意識を持ち、質の高い睡眠がとれる身体づくりをしていくことが、現代人にとって必要なスキルとなっています。
医療機関だけでなく、ご家庭や地域で、睡眠の大切さや睡眠の質を高めるための
リラックス方法を学び、伝えていける社会の実現に向けて、
一般社団法人日本快眠協会の活動に心から賛同し応援しています。
名古屋大学名誉教授
総合心療センターひなが名誉院長
名古屋第一赤十字病院心療相談センター長
太田 龍朗
現代は4 人に1 人が程度の差こそあれども、睡眠障害に悩んでいると考えられています。睡眠障害とは広い意味で睡眠に異常が表れた状態を指します。また睡眠は日々の疲れやストレスを緩和し、記憶や免疫力を強化する働きをもっています。こういった睡眠に異常の出る睡眠障害は、あなたの人生に大きな支障をきたすのです。
睡眠障害の原因は時に非常に複雑ですが、一つひとつの要素を的確に整理していく必要があります。これらを解決していくために医療機関だけでなく、一般社団法人日本快眠協会の活動にはとても期待して
おります。